2006年4月 8日 (土)

好きな彼に緊張して失敗?

彼女Tさん(31才)、わたしの占セラピーを気に入ってくれて5ヶ月、人生希望がみえてきたわ~とよろんでくれて、ついにお医者さんの恋人もできて、わたしまでもハッピー、なのに、でも、でも、ああ。

T「ああ、切ないんですぅ。彼のこと大好きです。恋しくて恋しくて。でも、大好き過ぎて、彼の前ではこちこちに緊張して、話も上手にできなくて、どうしていいかわからないんですぅ。
ああ、お願い、センセー、このままだと嫌われてしまいそうで、それが怖くて、よけいに緊張してしまいます。ね、ね、どうしたらいいんですか~、彼、最初のころよりちょっと冷たくなってきたみたいなのです。お願い、教えてください~」

 と彼女は両手で、わたしの右手首をしっかり握って小刻みに震わせます。真剣です。恋にまじめに萌えています。ハートからハートが幾つもでてきそうです。

Z「ちょっと---う~ん」(彼女の生年月日を再確認し、九星気学の宿命宮を頭の中に置いてみる)

T「大好きです。でも、今度は、もう失敗したくないんです」(彼女はバツイチ)

Z「あ、わかったわよ。彼もおなじなの。ははは」

T「??」(ぐっと身を乗り出す)

Z「彼もあなたのことが大好きで緊張して、どうしていいかわからなくなって、そんな自分では失恋しそうだと恐がっているのです。おもしろいわねえ。あなた、恐がらずに近づきなさい!」

 Tさんはわたしの上半身にすがってうれし泣きで「ああ、よかったぁ」とつぶやきます。「これこれ、しがみつくのは彼としてください」とわたし。

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去り際の彼女に、なぜ二人ともそんなふうになっているのか、原因を教えました。彼女も彼も賢すぎて、利口すぎて、その二人の賢さの波動が二人の間に厚い壁をつくっていたのです。恋という本能を理性でコントロールしすぎていたのでした。
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2005年7月30日 (土)

恋人がアフガンの戦場へ

もしも、あなたの彼(アメリカ人)が、アフガンの戦場へ志願兵として出かけるとしたらどうしますか? 

彼は「テロは許せない」と、断言します。それは、彼の生きてゆく信念に近い、とても強いおもいです。国家権力の前に個人は弱いという個人被害者の定型文句は彼には通用しません。人は国民は、つねに何かを選択しています。イスラムの自爆テロリストが「アメリカは許せない」と殺戮にはしる気持ちの、それぞれの裏表だとおもいます。お断りしておきます。わたしは政治や軍事にはからきし弱い。ですからここで善悪を論じたりはできません。それぞれの人間の感情を一瞬、わかってみようとしただけでなのです。

テロを許せない、とアフガンに赴く彼の気持ちが理解できないと、おそらく多くの日本人女性はそうおっしゃるでしょう。しかし、男が自分の生命の維持よりも優先させたい何かに人生を傾斜させたとき女はそれを止められるでしょうか。男と、女を、入れ替えてもおなじ設問は立つとおもいます。子どもの命のクライシスとなら女は自分の生命維持への危機など忘れてしまいます。夢中を止めることは、まずできっこないのです。もうこうなると理屈、論理を積み上げても、積めば積むほど、わけがわからなくなります。

アフガンの戦場へ行きたがる彼のきもちが理解できない。でも彼は世界で一番ステキな男性なのです。彼といっしょにいるとき、まるで幸せのパッケージにくるまれたような心地になるそうです。しかし、戦争に志願してまで出かけて、相手に銃撃をためらいもなくあびせる彼が理解できない。あんなに優しくくるんでくれる彼なのに。人を殺すなんて。

「彼への想いは断ち切りなさい。別れなさい」

わたしは彼女にそう告げました。彼のあなたへの大きな優しさは、戦場で命のやりとりしているゆえの命のはかなさを知っているからです。はかないものへの強いおもいの裏返しの彼のやさしさですから、ね。わたしは人ごとだから、彼の気持ちを理解するのは一瞬でいいからできる。でもあなたならずっと、ずっと、これからずっと長くわかりつづけなければならのよ、ね。いま、わかりたくないという意思のあるあなたにそれができる、とはおもえない。日本人男性とのお見合い話を受けなさい、受けましょう。

彼女はわたしに視線をかさねて長い長い沈黙に入り、そして立ち上がりきびすを返しました。さようなら。でも、足が一瞬止まってふりかえり、それはそれは、きれいな笑顔をみせてくれたのです。いい女は別れを乗り越えたときさらにいい女になるのです。

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2005年7月23日 (土)

♪占い師びっくり新プロポーズの方法

可愛いカップルのデートに人気最高の有楽町かいわいです。そんな恋人たちがデートスポットの一つとして「占い」コーナー(JR駅前交通会館2階)を利用してくれています。20代前半のおしゃれな二人が手をつないで、カラダをぴたっと寄せ合って目の前に腰掛けました。で、「すいません、ぼくたち二人がつき合っているかどうか、占いでわかりますかぁ?」と。

ああ、これぇこれ、離れて座りなさいね、

とも言えなくて、ほほ笑ましくて、こっちまで楽しくなって、「そりゃあ、わかりますよお、ほほ」と答えるまでもないことを、答えてしまいました。大満足のお二人は、「じゃあ、二人の相性がいいかどうか、みてください」と、さらなる追い打ちがきます。うーん、これが結構真剣なのです。もしも相性がわるいと、これから先の交際継続がムダになるのではないかと心配をしておられるのです。

彼の本命卦は「七赤金星」月命星「三碧木星」宿命宮「南」年干支「乙卯」日干支「59番壬戌」「子丑空亡」と出ました。

子どもの頃からスポーツや音楽が大好きで朝日のように溌剌と過ごしてきた様子がうかがえます。成人してからはいつも友達とワイワイ楽しくすごしています。仕事はもちまえの愛嬌とガッツで同僚や上司から可愛がられて人気者です。女の子にもモテモテです。でも、浮気やちょっとしたいたずらをどんなに隠そうとしても必ずバレる運命にあります。隠さなければいいのですが、このタイプは隠したがるのです。むだなあがき、ですね。でも、奥さんになった方にはわかりやすくて良いですよ、とお話ししました。先祖の恩恵が厚くイザというときは守られる卦も出ています。人のアドバイスを訊かない頑固さもあります。

さて、彼女は本命卦が「一白水星」月命星「二黒土星」宿命宮「東南」年干支「辛酉」日干支「57番庚申」「子丑空亡」です。

小さな頃から大人のような落ち着きをみせる彼女は習い事も人間関係にも粘り強さがありました。めったに人とはケンカしないでグッと呑み込む強さを秘めています。お友達もたくさんつくれるタイプで、頼りにされてきましたが、大人になってからは、頼りにされすぎて、逆に彼女が孤独感をつのらせる結果になりがちです。この傾向は今後もつよくなっていきます。彼と同じ空亡なので頑固かといえばそうではなく彼女の場合は冷めた観察眼を持ち合わせているので、二人の関係では、彼女の側が理知的で粘り強いポジションをとるとみます。世話好きですが男性がウザいと感じるやり方はしない賢い女性です。

このお二人の相性は「中の上」です。

相性は、良い悪いの裏か表かの二分別ではなく、「上」「中の上」「中」「中の下」「下」の五分類で判定します。「中の上」は、この二人の場合は「上」になる可能性の高いステキな位置取りです。

彼の七赤の「金」と彼女の一白の「水」とがあわさることで「より楽しく賑やか」に過ごせますが、長期的な運勢がまったく同じなので良いときは良くても悪いときはふたり一緒に悪くなり、運勢の波がズレているカップルのようにどちらかの良い運勢に牽引してもらうことができなくなるからです。

上記のことをそのままお話ししましたところ、「じゃあ、これからのぼくたちはどうなりますか」とのご質問です。長期的運勢をみると今年から3年間は良いと出ていますので、手元の運勢盤をみながら、

今年か来年、さらい年、平成19年までに結婚しなさい、

と答えました。「え? なんて言われたんですか、いまの、もう一度」とおっしゃったのは彼の方でした。わたしは聞こえなかったのかと思い顔を上げて同じセリフを繰り返しました。するとどうでしょうか。彼は彼女に、このうえない優しいほほ笑みをむけています。彼女もチラと照れて彼にほほ笑んでいます。ああ、そうだったのか、とわたしは感じました。彼は私にこのことばを言ってもらいたかったのです。

占い師にプロポーズのお手伝いをしてほしかったんですね。素敵なお手伝いをさせていただいてありがとう。

「子どもは何人できますか?」彼が訊いてくれました。「男の子女の子おりまぜて三人くらい」とわたしは答えていました。彼はことのほか満足げです。でも質問はまだ続きました。「ぼくたちはどちらがリードしてゆくんですか、彼女にぼくがリードされるんですか、」。

あなたたち二人は、とわたしは二人から視線を離さずにことばをつむぎます。「どちらかがどちらかをリードしていく、というカップルではありません。年上、年下、男だから、女だから、妻だから、夫だから、というのではないのです。片方が片方を支える、または支え合うというのでもありません。二人がちゃんとふたりそこにいて成り立つという相性です。いいですか、ふたりがちゃんとそこに居る、ということが大事なのですよ」と。

彼は今までは困難なことがあってもガッツで乗り越えられてきましたが、今後はそうはいかなくなるので、いまの若いうちにご先祖に感謝する生活をするようにアドバイスしました。彼は大きく頷いてくれました。すると今度は彼女が、最後に残った4分間でもうひとつだけ訊いてもいいですか、と急に真剣な顔つきになりました。仕事運をみてほしいと言います。わたしは彼女をじっと見ました。なにがあるというのか、と思ううちにわたしは答えていました。こういうときは、ことばが口から自然に出て行きます。

今、あなたは職場でひどい孤独感にさいなまれているようだけれど、それは周りの人が「ひとりでいたい人」とあなたをみているからなのよ。洋服の色や持ち物の色を変えて無言で発する信号を変えるようにしなさい。と、いくつか色や形のアドバイスさせていただきました。すこぶる満足げなお二人に「お幸せにね」と言葉をかけると、それまで雄弁だった彼が、静かにほ微笑んで、そして彼女がそんな彼に寄り添い「はい、幸せになります」とおっしゃたのが印象的でした。

こうしたカップルの恋占いはこちらの気持ちも明るくなります。ふしぎなもので、日によっておなじ傾向の相談が集中します。きのうはこうした若い人たちの恋の相談、それも爽やか系、がほとんどでした。そろそろ店じまいとおもたっとき、「センセー、ありがとうございましたぁぁあ」と、これまた明るい声の女性が入ってきました。ちょうど一週間前、暗い声と表情で、彼が私を避けている、メールに返事をくれない、と話してくれました。それを聞いて、わたしの口からは、ああ大丈夫、いま彼は上司から大きな仕事、重要な仕事をまかせられたのよ、あなたを避けているのじゃあない、と断言してあげたのです。それがドンピシャリと的中していたのです。もちろん、わたしには絶対の自信がありましたが、こうしてお礼にきてくれるなんて、うれしくて占い冥利そのものです。先週とはうってかわって、はなやいだ雰囲気にあふれています。生き生きとしています。肌もきれいになって5歳ほど若くなっています。

人によっては、占いの結果を知らせているさなかに、顔のシミがみるみる消えていく人もいます。ある既婚の中年女性などは一週間で30前半の独身女性かと見まがうほどに、つまり20歳近くも若返られました。ココロの奥ふかく、たましい、霊精の心髄にまでなにかが達したとき、それはたちまち外貌、表面に、ステキな変化となってあらわれてきます。生きていくって、ホント、いろいろなことがあって愉しいとおもいます。

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