2007年2月19日 (月)

妻子ある彼との恋愛

Cimg169201 同棲中の彼が日本へ帰ります、、、シドニーの大学に留学中の26歳女性から電話相談鑑定の依頼が入りました。彼は日本に妻子がいます。不倫愛です。おなじような相談が北の国カナダからも少し前にありましたが、不思議なくらい、そっくりなケースでした。3,4月の人事異動時節とからんで似たようなケースが多くなります。でも、さすがインターネット時代ですね、海外の人でもすぐに応対できます。あ、でも、わたしは日本語しかできないので英語やドイツ語フランス語では話しかけないでね、でよろしくお願いします。

オーストラリア留学中の彼女Yさんは・・(生年月日掲載できません)
本命星・二黒土星  月命星・六白金星  宿命宮・坎  空亡・午未

日本に帰る彼は・・(生年月日は掲載不許可です)
本命星・五黄土星  月命星・四緑木星  宿命宮・乾  空亡・申酉

ああ、、不倫愛の典型的経過、、離別は近い。五黄土星、乾・宿命宮の彼、頼りがいのありそうな男性です。妻子ありの男性は妻子と家庭生活を営んでいるという実績が現にあるので、頼もしくみえてしまいます。しかし、その頼もしさは現在の家庭生活(妻子)に依拠します。彼は家庭を捨て、新しい恋に生きるタイプではないのです。離婚してでも新しい恋に走る男性はこの彼のような頼もしさよりも、はかなさ、幼さを感じさせます。

さらに彼の空亡・申酉。。この本命、月命、宿命宮のうえに申酉。。とくれば、はっきりしています。彼は、精神的に弱くなったときに快楽に流されるタイプです。でも、流されても溺れない、つまり快楽は快楽という彼にとっては甘い良薬、ひるがえって彼女には苦い薬になってしまいます。

彼女Yさんの空亡は午未。。恋に恋するタイプですが、現実の恋には臆病です。でも臆病なだけに、一度恋の状態に入ると恋に恋して彼へ一途になります。彼が妻子を捨てシドニーの自分のところへ戻ってくるとおもいたいのです。でも、それは空想にすぎません。わたしは彼女にそれをはっきり伝えました。Yさんは泣き出しました。せつない泣き声が受話器を通してわたしの鼓膜をせつなくふるわせます。わたしは話をつづけました。

でも、悲しみも恨みも、あすまでにしなさい。この恋はあなたにとって苦い薬になったけれど、薬は薬、人生100年とおもえば、恋愛という薬をえたことに満ち足りたものを感じてくださいね。この今の彼との恋愛からあなたもいっぱい幸福感をいただいたはず。その幸福感はこれからのあなたにとって無駄にはならない。あなたの花を咲かせるいい土壌になります。あなたはシドニーの大学になにをしに来たのですか。あなたのハートチャクラを開くのはあなた自身があなたの主役であることを意識してください。あなたにはその力があります。

そして、彼が帰国するまでの短い間、その恋に恋してください。夢中になって恋のゴールテープを”Vサイン”で切ってください。結婚というゴールではなく、新しい旅へのスタートになるゴールです。晴れやかに、思いっきり彼に恋して、さっと離して、そしてあなたは颯爽と背筋をのばして、やや仰角で駈けていきましょう。

*写真はシドニー大学校舎

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2006年4月22日 (土)

心地よい恋愛・不倫愛?!

きのう半年ぶりにSさん(34歳・女性)が来られました。丸の内のキャリアウーマンといった印象の知的美人です。相談されるより、わたしのほうが相談する人になってしまいたくなるくらいステキなもちろん独身女性です。でも彼女、恋愛は不倫専科でした。

よかったからです。特に子どものある妻子持ち男性限定です。それは、なぜ? 男性にはわかりづらいかもしれませんが、女性ならピ~ンとくる方も多い? ふふふ。なぜかの答えは簡単です。

妻子のある男なら別れ話を簡単にできる。いつでも別れられる。恋愛の修羅場の主導権はこちらにある。独身男性では、やがてくる結婚という日常生活の繰り返しの規範に縛られてしまうが、不倫なら介在するのは恋だけでいいのです。不倫男性も「結婚を前提」にしていないので気楽に口説きます。このお気楽さがこれまた心地よい、そうです。そうか、そうだったのね、と物色しないでくださいね。ここまでの話少女には聞かせないように。

でも、やはり寂しくなってくるんです。いつでも別れられる恋って、もう卒業したい。結婚、そう結婚したくなったんです、結婚! どうすればいいんですか?」

わたしは本心うれしくなりました。キャリアで突っ走ってきた彼女の口から「寂しい」という情感、なんの形而上利益のない湿度のあることばを聞けたからです。人間、女性も男性も一生というスパンでみると何度も何度も転換点がきます。恋愛運・金運・仕事運などの幸運を手にする人は、この転換点での身の処し方がきれいです。上手なサーファーのようにするっと波に乗ってゆきます。

本命星・二黒土星  月命星・八白土星  空亡・辰巳  宿命宮・艮

う~ん、なるほど。九星気学は現状の彼女Sさんの状況をみぬき、的確なアドバイスをおくってくれています。すごいですよ。彼女はまさしく転換点にいます。ではどうすれば、いいか。解答は、月命星にあります。月命星、八白土星の月盤には兌の方向に一白水星が回座していました。つまり、これは、

「いま、つらいとおもっていること、たとえば”寂しい”という感情を”楽しい”とおもえる方向に切り替えなさい。現状の寂しさを埋めようとして得意技の不倫をくりかえすと、次に気づいたときの寂しさはとても大きくなっていて身を処せなくなるわよ。身心を病む。病むことで休息させられる。いま芽生えた”寂しい”という感情はあなたがまさしく転換点にいるサインです。あなたが、わたしの前にいるのもサインの一つ。寂しさを忘れようとしないほうがいいんです。忘れようとしないで、その寂しさを味わっている自分という存在のうつくしさをじっくり見つめたらいい。いままでを、後ろを、みすぎると前にいけない。前をみすぎると足元がみえない。だから、いまここ、そのまま。つまりここに在る命をそのままで光らせて生きるのよね。そうするとツキの波に乗れるわよ」

Cimg1407 あ、写真はきょうの話とは無関係です。こんな大きなイチゴを実家の住職の父が送ってくれました。滋賀県近江八幡産ですが市場には出ないそうです。鼻より口よりデカ苺、甘くておいし苺です、苺という字は、草場の母---。うっ。

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2005年8月21日 (日)

彼は「二つ愛」

目元のきれいな彼女は23歳、都会的な彼は39歳で既婚者だそうです。つきあって一年半です。

いわゆる不倫愛といわれる事例を紹介します。むかしの倫理観だと不倫には、道に外れた行為というそしりがことばの裏に張りついていますよね。占いは客観でものごとを観ますから、つまりそういう倫理観で世界の出来事を縛ってしまっては占いが狂います。しかし、いわゆる不倫愛は、旧来からのことばの意味が、それが逆に当の二人には妖しい愛のインセンティブ、刺激になっていたりします。だからこそ関係は公然化しない、できない。だから当事者の二人は、とくに女の側はその愛が肉体愛にとどまらず純粋に精神愛にたっしていればいるほど悩みます。もちろん、悩まない天性アッパラパーの人も多いのですが、アッパラパーはわたしのような占い師の前に現れたりはしない。

23歳のその彼女は悩んでいました。彼女は彼を愛しています。

・別れたほうがいいのか。                                        

・彼は離婚してくれるのか。

彼女のクエスチョンは二つに明確に絞られています。占いは、質問に対する答えですから、質問がはっきりしていれば、答えもはっきり、わかりやすく出ます。気学九星で観ると年上の39歳彼の「星」は「兌」、彼女は「坎」です。「兌」、は谷、沢。「坎」は水。沢と水、これは相性ランクは上です。

つまり気学上、二人の相性はたいへん良い。この二人がそろって独身なら当面の問題がないのはいうまでもないのですが、あるいはお互いに公然化できない現状の不倫関係に充足していれば、この相性の良さが二人の関係を継続させていくといえます。しかし、状況はすでに彼女の側に「現状を超えたい」という新しい意思が公然化しつつあります。意思の公然化はやがて現実を押し流す濁流となりかねない。ま、よくいう愛の泥沼化、ですね。つまり、相性が良いからすべてうまくいくとおもっては大間違いです。相性の良さがかえって二人を苦しめることも多いのです。相性の良さに安心しないでください。別離が苦悩の解毒剤になるケースでも相性の良さが苦悩の凝固液になってしまう場合もありますから。

最近、彼の側にも彼女の変化の兆しに合わせて変化が現れました。彼が、自分の悩みを包み隠さずに話してくれるようになった。彼女のことが好きだ、でも家族のことも好きだ、どうしていいかわからなくなってきた、キミはこんなぼくをどうおもうか。---「あ、彼、子供は二人でしょう」――わたしの口から霊感ことばが割って入ります。「え、そうです。ど、どしてわかるのですか、何も言っていないのに」と、彼女。いえ、大したことはありません。わかったから、どうということないのです。ただし、その手の霊感力が作動すると、目前の相談者へのわたしの意識が集中し占いも冴えてきます。

気学九星で観ると、彼の星「兌」は、奥さんとは別れない。離婚するタイプではない。さらに、その奥さんは彼女のことに気づいている、夫が離婚しないのがわかっている、だから夫を追いつめないし、彼女にも近づかない。つまり、年上の彼と彼女の恋愛の結論は、もうはっきり出ています。彼女が現状のいわゆる不倫関係を変えたいなら、別れたほうがいいのです。それをはっきり伝えると、彼女は息をつめました。でも、つめた息は、つめきれずにもっと深い息になってもどってきます。生命力は強いのです。別れても、生きていけます。生きていると、またちがう愛も恋も必ずやってきてくれます。彼女はまだ23歳です。でも、逆に、その若さが愛を断ち切るという智恵の力を作動させないということもあります。だから悩むのでしょう。若いのだから、もっともっと悩めという人も多いでしょう。しかしわたしの占いの卦は、この時、こう出ていました。

「もったいない、若いあなたには時間がもったいない」------。

こう言うと、彼女の上体が、ウッ、と締まるように緊張したのです。そして、つめた息が一気に吐きでたとき、どうじに彼女のきれいな双眸から涙があふれました。つかえていたものを自ら押し流す、まるで、真夏の精霊流しのような---きれいな涙でした。ああ、よかった、とわたしはおもいました。彼女は、だいじょぷ、です。これから、どうすれば、いいのか、どうすれば智恵の力がでてくるのか。占いの核心はここにあります。このままでは寂しがり屋の彼女は夜になると寂しさが増して、夜型の年上の彼の誘いにあいかわらず乗ってしまいそうです。そして、彼の悩みを聞かされる。キミはどうおもう?と相談される。

「彼が、どうおもう? と訊いたら、それはあなたが決めること、と言いなさい」

おしなべて男性は「二つの愛」をつづけようとします。妻と二人の子供、外に年下の恋人。トラブルさえ起きなければ、たしかに毀したくない「二つの愛」でしょうね。現状の心地よさにひたっておきたい男性はできるだけ自分では判断をしないのです。彼女がこのままがいいときは、彼の問いに答えればいいのですが、そうでないときは拒否すればいいのです。さらに、彼女が自分の運勢をちがうベクトルに向上させたい、新しい運を開きたい、そう願うなら、良い方法が占いの卦にでていました。

「大陽の下で遊びなさい。マリンスポーツ、ゴルフ、サイクリング。そういう同好会とかサークルがあれば入りなさい」

わたしの意識は明るいアウトドアではしゃいでいる彼女にむかっていました。太陽の下で、まちがいなく、彼女はあたらしい恋にめぐりあいます。そうすることで人生シナリオを書き換えるのです。もちろん、それができるか、どうかは、しょせん、そうしたいのか、どうか、という彼女の意思と行動にかかっています。それは、やはり彼女自身がきめることで、わたしが決められることではないのです。踏みだすのはわたしではなく、彼女にほかならない。むろん相談されれば方向を指し示すのがわたし占い師の役目ですが----。

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